バナナでも釘は打てる

柔らかく美味しいバナナでも、ちょっとした工夫で釘は打てます

読了 - ピクサーで学んだ創造的チームのつくり方

一言でまとめると、創造的な人たちでのチームのつくり方。 メンバーが創造的であってもチームのつくり方としては普通な感じですね。 ということで、本書でのチームのつくり方で共感した点をまとめた後、創造的なチームのつくり方を考えてみたいです。 チーム…

読了 - たったひとりからはじめるイノベーション入門

「こちら、『たけばやしー』とお読みするのですか?」 本書を買った決め手と言えば、プロローグに出てくるこの一節。 受付でナナメ上な対応をされたことを面白がれる人なら、面白い本に違いないと。 実際のところ、笑えるような面白さではないものの「自分も…

読了 - プロフェッショナルネゴシエーターの頭の中

交渉は必要なコト ビジネスの現場では「交渉」にネガティブなイメージを抱く人もいる。 おそらく勝ち負けのあるやり取りを想像してしまっているのでしょう。 システム開発のエンジニアが遭遇するのは、納期やコスト、仕様変更の話が交渉の場面。 ユーザー側…

読了 - アイデアを脳に思いつかせる技術

J.W.ヤングの名著「アイデアのつくり方」に「アイデアとは既知の情報の組合せ」だとあったけど、なかなか面白い組合せなんか思いつかないもの。 アイデアを出すための手法に関する書籍も山ほどあります。 そんな中で久しぶりに、これは使える、と感心したの…

読了 - 非クリエイターのためのクリエイティブ課題解決術

クリエイティブと呼ばれる人たちは、常人離れしたアートな感覚で生きていそう。 そんな人たちがやってる課題解決術を、わかりやすく紐解いてもらえるのではと期待したのが本書。 課題解決の3ステップ(1章~3章)と、そこに必要なスキル(4章)、マインド(5章)を…

読了 - 新時代を生き抜く越境思考

越境って簡単なわけでもない XPJUG、アジャイルプロセス協議会…と結構長い間、本業以外の場で活動しましたが、初めてXPJUGに参加した時は、すっごく不安でした。 アジャイルもビジネスモデリングもやったことない。 そんな素人で受け入れてもらえるか… 受け…

読了 - The Art of Marketing マーケティングの技法

正直なところ本書は難しかった。 事例、概要、特徴と効用、使い方、つくり方、検証の仕方と続く本書の構成は、親切で分かり易い。 難しいのは本書で解説されるパーセプションフロー・モデルを腹落ちさせること。 何回か描いてみないと使いこなせない。 「初…

読了 - Product Led Growth

「セールスがプロダクトを売る時代」から「プロダクトがプロダクトを売る時代」へ 思った以上に実用的な書籍 表紙に「Zoomの圧倒的成長の秘密はPLGにあった!」「シリコンバレーで今注目のまったく新しい成長戦略」などとあるのでプロダクト・レッド・グロー…

読了 - 「教える」ということ 日本を救う「尖った人」を増やすには

「教える」ということの本質に迫る本だったらいいなと思って読んでみたんですが、中高生以上の子供に対して教えるべきことや、教える側のあり方をテーマにした書籍でした。 同意を感じたところ 日本の投票率が先進国中で低い理由は「政治や選挙に関するリテ…

読了 - Dark Horse「好きなことだけで生きる人」が成功する時代

「既存のルートではなく、型破りなルートで活躍するようになった人たち」の話であるが、彼ら、彼女らには、実に多くの共通点がある。そして再現性がある 本書を読んだきっかけは伊藤洋一さん(@youichi_itou)が本書の解説に「俺、イイこと書いた」とツィート…

読了 - マーケッターのように生きろ

際立った「個」がない人には、「相手をよく知り、その期待に応える」という生き方があります 凡人といえども「誰かに選ばれたい」想いはあります。 でも、普通にしてたら選ばれそうにないので、いつの頃からか差別化を意識してきました。 振り返るとマーケッ…

読了 - 0秒経営 組織の機動力を限界まで高める「超高速PDCA」の回し方

私の経験上、ダメな会社には共通点がある。 会議ばかりしているが、誰も何も決めようとせず、誰も責任をとろうとしない。 仕切る人間がいないので、場当たり的な議論に終始する。 ダラダラと時間ばかりが延びていく。 経営陣の発言で戦略が朝令暮改状態で、…

読了 - サブスクリプションで売上の壁を超える方法

「こんなところで使えるとは思わなかった」 これは昨日、提案ネタを思いついたときの気持ち。 データウェアハウスの構築をテーマとした案件の話だったんですが「集めたデータをどのように見たい」という要望がかなり曖昧。 データウェアハウス構築に慣れたマ…

読了 - 経営計画は利益を最初に決めなさい

一言でいうと中小企業経営者に向けた経営計画書作成指南書。 会社を存続させるために必要な利益を計画し、コストを考えあわせて必要となる売上、売上を生み出すための計画という具合に、必要最低限のことから順に具体化していくイメージ。 経営方針、経営計…

読了 - 心理学と統計分析が最強の武器になるマーケティング戦略

人間の心理は本能に引きずられる部分と、環境に引きずられる部分がある。 環境の変化を捉えたり、傾向を読むためにはデータを集めて分析するのが有効。 この本はマーケティング担当者・責任者、広告代理店やマーケティング会社などのクリエーター、営業マン…

読了 - なぜ日本の職場は世界一ギスギスしているのか

ギスギスしているとは 期待と現実にギャップがあり、ギャップに対して我慢が強いられる状況、ですね。 日本の職場がギスギスする3つの主な要因として「旧態依然のマネジメントや働き方」「旧態依然の職場環境」「ジェネレーションギャップ」が挙げられていま…

計画を立てるステップ

計画を立てる時のステップを書き出してみた。 「ゴールした後」を妄想する 妄想した未来で、誰も喜んで無さそうならココでおしまい ゴールを具体化する 揃ってないといけないモノはどんなモノ? 達成すべき質、量、時期? 揃えるモノを得る方法が分かってい…

読了 - PIXAR 世界一のアニメーション企業の今まで語られなかったお金の話

「自己啓発書から離れてみよう」シリーズ第3弾。 本書は、スティーブ・ジョブズにピクサーへの経営参加を請われた1994年から、株式公開を経て、ディズニーによる買収に至るまでの出来事が、生き生きと描かれたピクサーの自伝とも言うべき物語。 財務的な視点…

読了 - プロセスエコノミー

多様な社会に適合したエコノミーモデル。 商品、サービスは機能的な価値を提供することが原点。 社会にモノがない時代は作れば売れる。 モノが充足して、モノが提供する機能性にコモディティ化が進んだ後は、機能性以外が差別化の対象になる。 書籍「ハイ・…

読了 - 玉造温泉の奇跡

Amazonのリコメンドが「自己啓発の本をお探しですか?」ばかりになってきたようなので、違うジャンルの本をと探してみると面白そうなタイトルを見つけました。 本書は玉造温泉が再生していく過程を「中の人」として奮闘した角幸治(すみ ゆきはる)さんが「視…

読了 - 「仕事ができる」とは どういうことか?

いわゆる「仕事ができる人」と、そうじゃない人を分けるものは何か? それが本書のテーマ。 担当者あるいは中間管理職であれば、スキルフルな人が「仕事ができる人」と言っても良さそうだけど、その上、経営者ともなればスキルだけでは足りない。 その先にあ…

読了 - 売れる個人のつくり方

YouTuberのように文字通り「売れる個人」が増えてきました。 勤め人であっても「売れる人材」でありたいものです。 自分は売れる要素があるのかな~ そんな感じで読んでみました。 ザックリまとめると 本書が勧めるアプローチは社会のニーズから考え始めるの…

読了 - 観察力の鍛え方

デジタル化が進むということは、必然的にデジタル化されていない領域(アナログ)に注目することになる。 デジタル化できること、アナログのままにした方が良いこと。 それは何で、何故そう考えるべきなのか。 その答えを探すには、そもそも今あるコトやモノ…

読了 - 多様性の科学

人類繁栄の要因は「集合知」であり、多様性がその基礎にあると言うこともできるらしい。 しかし、集団には多様性を失わせる習性がある。 本書はこの多様性を損なってしまう仕組みを解説した書籍。 この部分をざっくりと要約させてもらうと、 多様性を失わせ…

読了 - デザインアート思考

先日「あなたがよく使う方法論は?」と問われて答えられませんでした。 何故、答えられなかったのかを考えて気づいたのは、 「何でも解決できる万能な方法論は無い」と思っているし、 状況に応じて知識を総動員しているから、そこに名前が付かないということ…

読了 - 自律する子の育て方

「どうやったら自律するの?」 変化が激しく、先行きの見通しがきかない時代、リーダーや上司だからといって正解を知っているわけではありません。 現場で臨機応変な対応が必要なことも当然あります。 そういう場面で必要とされるのが自律した人ということに…

読了 - 未来を共創する経営チームをつくる

ドラマや小説で取り上げられる経営陣といって思いつくのは権力闘争、社内政治、次期社長レース。およそ「チーム」というイメージとはかけ離れています。 20年以上、エグゼクティブコーチをやってきた著者でさえ「社長の意向に対して異を唱え、侃侃諤諤の議論…

読了 - 「Why型思考」が仕事を変える

「地頭力を鍛える」「アナロジー思考」など考えることをテーマとした著書の多い細谷 功さん。 お気に入りの著者のお一人なんですが、その細谷さんが書かれた 『「Why型思考」が仕事を変える 鋭いアウトプットを出せる人の「頭の使い方」』が たまたま目に入…

読了 - AI分析でわかった トップ5%リーダーの習慣

本書は「AI分析でわかった トップ5%社員の習慣」の第2弾。 成果を出すリーダーの共通点をAI分析で抽出したものとのことですが、お手本にしたい行動が満載です。 なお本書ではトップ5%リーダーの共通点を導き出すための分析ステップについても紹介されていま…

読了 - BRAIN DRIVEN パフォーマンスが高まる脳の状態とは

思考方法や自己啓発の本だと思ってました。 予想に反して本書に書いてあったのは、モチベーション、ストレス、クリエイティビティの仕組みを神経科学で解き明かすガッツリな脳の話。 学術的な部分は基礎知識がないと難しいですが、とりあえず流してしまって…