バナナでも釘は打てる

柔らかく美味しいバナナでも、ちょっとした工夫で釘は打てます

読了 - CHANGE 組織はなぜ変われないのか

タイトルでの問いかけの答えを挙げると 人間の性質と、現代型組織の標準的なあり方は、このような激しい変化に対処するようにはできていない 企業の組織構造は、もっと変化が遅くて予測可能性が高かった世界に合わせて設計されている この辺りだな。 本書は…

読了 - 実践!多読術 本は「組み合わせ」で読みこなせ

新しい視点、新しい考え方をすべて吸収して覚えるのは大変。 じゃあ、自分用のインデックスを作るつもりで書き残せばよい。 「前にこういうのって読んだよな…」と思ったら site:ino-agile.hatenablog.com キーワード これでググれば、その本で感じたことや気…

読了 - なぜあの人の解決策はいつもうまくいくのか?

"システム思考 本"、でググればトップクラスに出てくる名著 私がシステム思考を学んだのは実に20年近く前。 それ以来、システム思考の因果ループ図は私が日常的に使う思考ツールの一つとなっている。 しかし、システム思考では因果ループ図以外にどんなツー…

読了 - マッキンゼーが解き明かす生き残るためのDX

DXに関する書籍は数多く、何冊か読んだ。 本書ほど日本企業におけるDX取り組みの課題、その構造を解き明かし、本当の意味での推進に舵を切るための指針をガッツリと書いた本には出合えてなかった。 本書では、DXを成功させるための要諦を、Why、What、How、…

読了 - 1秒で答えをつくる力

コントの稽古中、話をフられた若手が即答できないと欽ちゃんは「黙ったら終了!」と言って最初からやり直させると聞いたことがある。 本書のタイトルからこのエピソードを思い出した。 お笑い芸人は1秒で「おもしろそう」と思わせなければ、見ている人にチャ…

読了 - 「後回し」にしない技術

「後回し」、後ろめたくて変えたい行動の典型だと思っている。 なのに、「後回し」は常に自分のすぐそばから手を伸ばして「停滞」の現状に引きずり込んでいく。 先日のセルフコーチングといい、今回の「後回し」といい、これらの書籍が気になることは、私が…

読了 - 一瞬で自分を変えるセルフコーチング

ポイントとなるのは「自分にいい質問を投げかける」こと セルフコーチングの本質って、そういうことなんでしょうね。 その方式の中でも パワフルクエスチョン型 が本書のいう「一瞬で自分を変える」セルフコーチング。 いろんなシチュエーションの中で自分に…

読了 - アフターデジタル オフラインのない時代に生き残る

アフターデジタル、本書が出版されたのが4年前。 この言葉を知った時、もう少し先のことだと思っていた。 この4年、コロナ禍にありながらそれでも飛躍的に向上した技術といえば、画像や音声などアナログデータの解析技術。 そして自然言語を扱えるようになっ…

読了 - 天才IT大臣オードリー・タンが初めて明かす問題解決の4ステップと15キーワード

向き合って、受け入れて、対処して、手放す これが本書が説くオードリー・タンの問題解決4ステップ。 特に最初と最後が私にとっては大事な気づきを得られるものでした。 最初のステップ「問題と向き合う」 まず「問題を見つける」一番簡単な方法は、その問題…

読了 - 優れたリーダーはなぜ「傾聴力」を磨くのか?

傾聴は大事なスタンス 多くの仕事は、自分のチーム内、顧客や他部署など、誰かとなんらかのコラボレーションが必要です。 人間関係はコラボレーションの成否を分けると言ってもいいでしょう。 良好な人間関係に欠かせないのが、相手の話を聴くこと。 こう書…

読了 - 仕事が速い人は「見えないところ」で何をしているか

周りにいる仕事が速い人たちも同じように、ちょっとしたテクニックをたくさん知っていたり、自ら編み出したりして実践しているだけ noteやYouTube、書籍などで仕事術を日々の仕事に取りいれている人なら、「もう知っているから」とスルーしてしまっているか…

読了 - 世界の一流は「雑談」で何を話しているのか

親子ほど歳の離れたメンバーがチームに入ってきた。 お互いにリスペクトして、うまくコラボできる関係にするためにも、新メンバーが心理的安全性を感じてもらわなければならない。 そこに雑談が有効なツールになるとは思うものの、どんな話をすれば良いのか…

読了 - 対話をデザインする

「対話をデザインする」、それはどういう意味だろう。 対話によって得ようとするゴールを定め、テーマを選び、自らの考えと問いを投げかける。 対話には相手がある。 得られるゴールとは、共感。それに基づく合意、協力、共創。 あるいは相手からの反論、問…

読了 - 「普通」に見えるあの人がなぜすごい成果をあげるのか

「トップ5%」シリーズが有名な越川さんの書籍なので、本書も似たような内容かな?とは思いながらも、自分に対するリテンションのつもりで開いてみた。 類書との違いは、優秀な人の思考や行動を一般社員に導入する実験がベースという点。 チーム力や従業員全…

読了 - キーエンス解剖 最強企業のメカニズム

平均年収が2000万円を超える国内屈指の有名企業キーエンス。 何が他と違うのかを知ってみたくなった。 本書は日経ビジネス記者である著者がキーエンス本体、OB、取引先、あらゆる関係者への取材に基づいてまとめたもの。 確かに本書中には随所にそのエピソー…

読了 - ヒトはなぜ先延ばしをしてしまうのか

怠慢だと思いながらもモチベーションが上がらず先延ばしにしてしまうことはある。 そういう時にこんなタイトルを見かけて読みたくなってしまった。 本書は先延ばしが生じる仕組みと克服法について解説した書籍。 先延ばしが生じる際の心の動き、その代表が …

読了 - 稼げる人だけが知っている売れる極意

Kindle Unlimitedで読める。それは確かに敷居が下げる効果がある。 先日読んだ「凡人サラリーマンが副業で結果を出す真・時間術」から芋づる式に辿って本書もダウンロードした。 「売れる極意」、そのタイトルは怪しさと紙一重。 結論としては良書。 解説は…

読了 - 図解 コーチングマネジメント 人と組織のハイパフォーマンスを作る

これからの時代に求められるチームは「自律×協働」。 それを導くにはコーチングスキルが有効、これが本書読後のまとめでしょうか。 在宅ワークにどっぷりとハマる日々の中で、 物理的に離れたチームでのコラボにはコーチングが有効なんじゃないか? と、コー…

読了 - 凡人サラリーマンが副業で結果を出す真・時間術

twitterで図解『AI分析でわかった トップ5%社員の時間術』を見た。 分かりやすく、センスの良い図解だと思ったところから著者やまちゃん、そして本書を知った。 読みやすそうだったので、まずはと思い、前後編とも読んでみました。 前編の「はじめに」にも…

読了 - あなたの「弱み」を売りなさい

一時期、流行った「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」という書籍をご存じだろうか。 物語の形を借りて、難しい理論を伝えようとするテンプレは数多くあるが、ハマるものは少ない。 「もしドラ」は、しばらく類書が…

読了 - 戦略人材不足と組織力開発

企業が事業継続していくためには、会社と共に歩もうという人材と、その時その時の経営課題を乗り越えるための専門家タイプの人材が必要になる。 従来からのメンバーシップ型雇用は、共に歩むタイプの従業員を育むことに向く一方で、社会情勢や経営課題にあわ…

読了 - 武器になる哲学

哲学といえば…実務者には縁遠い学問? 学生だった頃の記憶を辿ると、イデア論を知ってそんな考え方があるのかと驚いたり、デカルトの方法序説を読み通したことを思い出す。 (一読だけで挫けたことも思い出した…) しかし改めて調べてみると、ビジネスアナリ…

読了 - ビジネスの現場で使えるAI&データサイエンスの全知識

「読了」と書くような書籍ではないですが、これでもIT技術者なのでこのような本も読んでます。 「これからはAIの時代」、「データサイエンティストの需要が高まってる」などと目にする機会も増え、自分でも勉強しないといけないと思っている人も多いのではな…

読了 - マッキンゼーで当たり前にやっている働き方デザイン

あと何年くらい元気に生きていくことになるんだろう? 早めに断っておくと今のところ目立った不調はありません。 しかし、生きてる間は誰かにとって有用な人材であり続けたい方なので、「この先どうする?」を考えること、いや、考え続けることは大事だと思…

読了 - 目的ドリブンの思考法

「パーパス」という言葉が近年よく使われる。 目的ドリブンというからには、パーパスを起点とする経営よりの話かと思ったのだけど、もっと身近なで、リーダーに向けた教科書のような書籍でした。 本書で言う「目的」とは 新たな価値を実現するために目指す未…

読了 - 書く習慣

勤め先のチームサイト、どうやったら投稿が活性化するのかと悩む日々。 IT技術に関することは好きだし、社内限定なら著作権も少し緩めでもいい。 とはいえ、IT企業だからといってIT好きばかりが集まってるわけではない。 ITの話に食いつくリアクションの少な…

読了 - 「専門家」以外の人のためのリサーチ&データ活用の教科書

2022年12月21日、経産省とIPAが「デジタルスキル標準」をとりまとめ、公開した。 IT技術者としては20年以上前に同じく経産省が主導して公開しながらIT業界以外では認知度の低いままとなったITスキル標準の再来のように思えてならない。 有用なスキルとそのレ…

読了 - 東京大田区・弁当屋のすごい経営

「日替わり弁当のみで年商70億円 スタンフォード大学MBAの教材に」の文字に釣られました。 教材になったポイントは 当時、東京都心で1日5万食。 当日注文、当日配送で昼12時までに弁当が必ず届く。 廃棄率0.1%未満で弁当の味もいい このことをスタンフォード…

読了 - バナナの魅力を100文字で伝えてください

考えていることを適切に伝えるのは難しい。 誰でも日々、何かを伝えているけれども、雑談ではなく何かを伝えようとして伝えても、なかなか思い通りの結果にはならないものです。 それで「言いたいことを短くキレイてまとめる本」なのかなーと思ったのですが…

読了 - Deep Skill

伊藤洋一さんが読んでるとツィートしてたので入手してみました。 「仕事ができる人」の行動を分析すると、そこにあったのは 「人間心理」と「組織力学」に対する深い洞察力。そして、その洞察力に基づいた的確な行動力 これを「Deep Skill」と名付けて紐解い…