バナナでも釘は打てる

柔らかく美味しいバナナでも、ちょっとした工夫で釘は打てます

思考法

読了 - なぜあの人の解決策はいつもうまくいくのか?

"システム思考 本"、でググればトップクラスに出てくる名著 私がシステム思考を学んだのは実に20年近く前。 それ以来、システム思考の因果ループ図は私が日常的に使う思考ツールの一つとなっている。 しかし、システム思考では因果ループ図以外にどんなツー…

読了 - 武器になる哲学

哲学といえば…実務者には縁遠い学問? 学生だった頃の記憶を辿ると、イデア論を知ってそんな考え方があるのかと驚いたり、デカルトの方法序説を読み通したことを思い出す。 (一読だけで挫けたことも思い出した…) しかし改めて調べてみると、ビジネスアナリ…

読了 - 目的ドリブンの思考法

「パーパス」という言葉が近年よく使われる。 目的ドリブンというからには、パーパスを起点とする経営よりの話かと思ったのだけど、もっと身近なで、リーダーに向けた教科書のような書籍でした。 本書で言う「目的」とは 新たな価値を実現するために目指す未…

読了 - 高校生とやってみた デザイン思考のプロセス術

新しく知った思考法を「分かった気になる」までの道のりは、嫌になるほどのつまづきを越えていくことになるもの。 3年に渡って「デザイン思考を高校生に教える」ことに挑戦した試行錯誤を綴ったのが本書。 毎年入れ替わる生徒相手に、新しいコト、しかも「デ…

読了 - SF思考 ーービジネスと自分の未来を考えるスキル

架空の、しかし現実に接続した未来 未来を思い描いて、そこから逆算して現在のアプローチを考える、というのはゴール志向の基本的な考え方。 ただ、その未来は遠くても10年後くらい。 SFの領域ではないですね。 本書のSF思考は、研究開発や新事業開発に向い…

読了 - 意思決定のための「分析の技術」

目にしない日が無くなった「DX」。 欠かせない視点としてブラッシュアップしておきたいと思ったのが、分析スキル。 DXは現場レベルの改善を目指すものではなく、経営や顧客の視点が欠かせない。 そうした認識からも本書を手に取ってみた。 (本書のサブタイ…

読了 - チャートで考えればうまくいく

チャート … 情報の視覚的表示、図(もしくは図を並べた表)・グラフ等のこと(Wikipediaより) 人はイメージで理解する ある程度、複雑なことを説明するときは、そのイメージをチャートで描いた方が理解してもらえることが多い。 その経験から言えるのは「や…

読了 - 「無理」の構造 この世の理不尽さを可視化する

理不尽は、公平ではないものを公平だと誤認したことで発生する 理不尽の生じる仕組みを論理的に解析した書籍に初めて出会いました。 自分から見て理不尽であっても、視点を相手からに置き換えてみると、その行動や判断の理由らしきものが見えてくることはあ…

読了 - 意思決定が9割よくなる 無意識の鍛え方

人の行動の9割は無意識で行われると言われている 無意識が人間の意思決定にどのように影響しているか、その無意識に働きかける方法を、いつもの茂木健一郎さんらしく「僕」「僕ら」と親しみやすく語りかけてくれたのが本書。 脳科学では、「思考の傾向はすべ…

読了 - たったひとりからはじめるイノベーション入門

「こちら、『たけばやしー』とお読みするのですか?」 本書を買った決め手と言えば、プロローグに出てくるこの一節。 受付でナナメ上な対応をされたことを面白がれる人なら、面白い本に違いないと。 実際のところ、笑えるような面白さではないものの「自分も…

読了 - アイデアを脳に思いつかせる技術

J.W.ヤングの名著「アイデアのつくり方」に「アイデアとは既知の情報の組合せ」だとあったけど、なかなか面白い組合せなんか思いつかないもの。 アイデアを出すための手法に関する書籍も山ほどあります。 そんな中で久しぶりに、これは使える、と感心したの…

読了 - 「仕事ができる」とは どういうことか?

いわゆる「仕事ができる人」と、そうじゃない人を分けるものは何か? それが本書のテーマ。 担当者あるいは中間管理職であれば、スキルフルな人が「仕事ができる人」と言っても良さそうだけど、その上、経営者ともなればスキルだけでは足りない。 その先にあ…

読了 - デザインアート思考

先日「あなたがよく使う方法論は?」と問われて答えられませんでした。 何故、答えられなかったのかを考えて気づいたのは、 「何でも解決できる万能な方法論は無い」と思っているし、 状況に応じて知識を総動員しているから、そこに名前が付かないということ…

読了 - 「Why型思考」が仕事を変える

「地頭力を鍛える」「アナロジー思考」など考えることをテーマとした著書の多い細谷 功さん。 お気に入りの著者のお一人なんですが、その細谷さんが書かれた 『「Why型思考」が仕事を変える 鋭いアウトプットを出せる人の「頭の使い方」』が たまたま目に入…

読了 - 地頭力を鍛える

ナントカ思考は世の中にあふれている。 ロジカルシンキングをはじめ、いくつも思考法を学んで試し続けていると、その視点や思考の切り口がだんだんと身についてきて、新しいことに取り組むにしても効率が良くなる実感があるものです。 ただ、いろんな思考法…

読了 - 40歳GAFAの部長に転職した僕が20代で学んだ思考法

この会社(GAFA)の中で求められるものはロジカルさ、分析力、行動力、人を動かす力などハイレベルのスキルセットでした。 本書は著者の寺澤さんが20代のときに教わった思考法を、当時の上司Nさんとの会話をきっかけに解説するスタイルになってます。 Nさん…

読了 - クォンタム思考

微分と量子力学の話、多いな… パラパラパラっと本書を眺めみると「読み飛ばしてOK」のアイコンが結構たくさんある気がします。 そこには量子力学の解説や公式、微分の説明が並びます。 「クォンタム」って量子のことですから、量子力学の話が出てくることは…

読了 - エッセンシャル思考

「エッセンシャル」とは本質的とか絶対に必要な、といった意味。 簡単にまとめると ゴールの本質は何か? ゴールを最も速く達成するにはどうすればいいのか? より高いレベルで価値を生み出すにはどうすればいいのか? と、常に自らに問いかける習慣と言える…

読了 - 10分あったら、どう考える

問いは、発想を広げ、思考を深める 端的に言えば、タイトル通りの書籍。 10分という時間があったら、いま抱えている問題に、いつもと違うアプローチで思考できるはず。 その「違うアプローチ」の種として本書は切り口を提供してくれる。 その切り口は本書の…

読了 - パン屋はおにぎりを売れ - 想像以上の答えが見つかる思考法

おしゃれなブーランジェリーに三角おにぎりが並んでたら食べてみたくなりますかね? 本書のタイトルを素直に読むと「違和感」しかありませんが、むしろ「素直さ」を脇に置くと意外性のある答えが見つかる…こともある。 モノがあふれ、近所にないものでもネッ…

読了 - ひらめかない人のイノベーションの技法

経済に停滞感が広がると、あっちこっちで「イノベーション」のキーワードが見られるようになると思いませんか。 スマホみたいに社会を変えるモノが思いつけたらいいんでしょうけど、そこまでの発見が自社の中から産まれることを本気で期待しているとも思えま…

読了 - 考え続ける力

創造的に考えるとは何か? これが本書のコンセプトとのこと。 本書を読んでみる気になったのは、私自身が「考えること自体が好き」だということを自覚しているから。 「考える」ことは、意識的かそうでないかを別にすれば、動物みんながやっていることです。…

読了 - ハウ・トウ アート・シンキング

デザイン・シンキングが注目される傍らで書籍のタイトルに「アート」の言葉もちらほらと見かけるようになってきていたので、「アート思考」が気になっていました。 そこで本書のタイトルに惹かれて買ったのですが…まんまと著者にしてやられました。どうやら…