バナナでも釘は打てる

柔らかく美味しいバナナでも、ちょっとした工夫で釘は打てます

再読or熟読

読了 - なぜあの人の解決策はいつもうまくいくのか?

"システム思考 本"、でググればトップクラスに出てくる名著 私がシステム思考を学んだのは実に20年近く前。 それ以来、システム思考の因果ループ図は私が日常的に使う思考ツールの一つとなっている。 しかし、システム思考では因果ループ図以外にどんなツー…

読了 - マッキンゼーが解き明かす生き残るためのDX

DXに関する書籍は数多く、何冊か読んだ。 本書ほど日本企業におけるDX取り組みの課題、その構造を解き明かし、本当の意味での推進に舵を切るための指針をガッツリと書いた本には出合えてなかった。 本書では、DXを成功させるための要諦を、Why、What、How、…

読了 - 1秒で答えをつくる力

コントの稽古中、話をフられた若手が即答できないと欽ちゃんは「黙ったら終了!」と言って最初からやり直させると聞いたことがある。 本書のタイトルからこのエピソードを思い出した。 お笑い芸人は1秒で「おもしろそう」と思わせなければ、見ている人にチャ…

読了 - 世界の一流は「雑談」で何を話しているのか

親子ほど歳の離れたメンバーがチームに入ってきた。 お互いにリスペクトして、うまくコラボできる関係にするためにも、新メンバーが心理的安全性を感じてもらわなければならない。 そこに雑談が有効なツールになるとは思うものの、どんな話をすれば良いのか…

読了 - 対話をデザインする

「対話をデザインする」、それはどういう意味だろう。 対話によって得ようとするゴールを定め、テーマを選び、自らの考えと問いを投げかける。 対話には相手がある。 得られるゴールとは、共感。それに基づく合意、協力、共創。 あるいは相手からの反論、問…

読了 - キーエンス解剖 最強企業のメカニズム

平均年収が2000万円を超える国内屈指の有名企業キーエンス。 何が他と違うのかを知ってみたくなった。 本書は日経ビジネス記者である著者がキーエンス本体、OB、取引先、あらゆる関係者への取材に基づいてまとめたもの。 確かに本書中には随所にそのエピソー…

読了 - 稼げる人だけが知っている売れる極意

Kindle Unlimitedで読める。それは確かに敷居が下げる効果がある。 先日読んだ「凡人サラリーマンが副業で結果を出す真・時間術」から芋づる式に辿って本書もダウンロードした。 「売れる極意」、そのタイトルは怪しさと紙一重。 結論としては良書。 解説は…

読了 - 武器になる哲学

哲学といえば…実務者には縁遠い学問? 学生だった頃の記憶を辿ると、イデア論を知ってそんな考え方があるのかと驚いたり、デカルトの方法序説を読み通したことを思い出す。 (一読だけで挫けたことも思い出した…) しかし改めて調べてみると、ビジネスアナリ…

読了 - 話が進む仕切り方

「ファシリーダー」の教科書 中立的な立場でミーティングに参加する機会、普通に会社勤めしてるとあまり出会いません。 参加するミーティングと言えば、部署内、他部署、顧客、取引先、そんな人たちとの会議や打ち合わせ。 大人しくしていれば発言を求められ…

読了 - 行動分析学マネジメント - 人と組織を変える方法論

人の行動は、変えられる。組織の文化も、変えることができる 行動分析学は、行動を研究対象として、その原因を分析し、行動の問題を解決していく科学。 そして本書は、人の行動、組織の文化を変えることに行動分析学が効果的として、その活用を解説する。 強…

読了 - 書く仕事がしたい

「作家」でなくてもいいんだ 書いて生きるには文章力”以外”の技術が8割 ライターとは、依頼を受け、取材をもとに原稿を作り、納品する仕事。 文章力はそこそこでいい。(「そこそこ」の具体的な説明も本書中に書いてます) いつかは自分も書く仕事をしてみた…

読了 - 意思決定のための「分析の技術」

目にしない日が無くなった「DX」。 欠かせない視点としてブラッシュアップしておきたいと思ったのが、分析スキル。 DXは現場レベルの改善を目指すものではなく、経営や顧客の視点が欠かせない。 そうした認識からも本書を手に取ってみた。 (本書のサブタイ…