バナナでも釘は打てる

柔らかく美味しいバナナでも、ちょっとした工夫で釘は打てます

読了 - 稼げる人だけが知っている売れる極意

Kindle Unlimitedで読める。それは確かに敷居が下げる効果がある。

先日読んだ「凡人サラリーマンが副業で結果を出す真・時間術」から芋づる式に辿って本書もダウンロードした。

「売れる極意」、そのタイトルは怪しさと紙一重

結論としては良書

解説は丁寧だし、例も分かりやすくて、なんとなく「自分でも出来そう…かな」と感じさせてもらえる。

ホントに売れるかどうかは、きっと、自信が持てるコンテンツを生みだせるかと、諦めずに頑張り続けられるかにかかってる。

自分にある程度の自信があるなら、本書の助けを得ることでプチ有名人を目指すのも悪くない。

ピックアップポイント「共感」

購買の入口は「共感」。ファン化の入口も「共感

マーケティングの入口は認知だと思ってはいたけれど、認知してもらえば何でもいいわけじゃない。

その先に来てもらうには「共感」が欠かせない。

しかし本書にも「共感を誘うことが最も難しく…」とある。

共感を誘うには相手の感情を動かす必要があり、そこにライティングスキルが必要不可欠。

まったく、その通り。

閲覧が増えない、フォロワーが増えないという現実は、コンテンツとそれに共感を誘うスキルが足りないのだと。

仕方ない。ライティングスキルを磨くため、勉強とトライを増やそう。

参考書籍の紹介、うまいな

売れる極意に必要なコンセプトの一部(ULSSASとかファン化とか)を図解を交えることで「なんとなく分かった」感じを与えてくれたあと、

  • この辺りをさらに詳しく知りたい方は…

  • ファン化に関しては…

と、誘導して書籍タイトルへと続くスタイルが本書中に幾つか登場する。

思わず読む手を止めて、Amazonで検索。とりあえずリストに入れておく。

一冊の本を読む間に、リストに入れたタイトルは3冊。

実に、うまいこと誘導されてしまってる。

興味を引いて、行動に導く。これこそライティングスキル。本書はその教本として見ても良いと思う。