DX
DXに関する書籍は数多く、何冊か読んだ。 本書ほど日本企業におけるDX取り組みの課題、その構造を解き明かし、本当の意味での推進に舵を切るための指針をガッツリと書いた本には出合えてなかった。 本書では、DXを成功させるための要諦を、Why、What、How、…
2022年12月21日、経産省とIPAが「デジタルスキル標準」をとりまとめ、公開した。 IT技術者としては20年以上前に同じく経産省が主導して公開しながらIT業界以外では認知度の低いままとなったITスキル標準の再来のように思えてならない。 有用なスキルとそのレ…
従来、広告は送り手の想いを活かし、受け手に新たな気づきを与える役割を持っていた。 「情報の非対称性」は、デジタルネットワークが進展する社会において着実に減少しています そのことが広告ビジネスの変化を余儀なくしている。 これが本書が提起する課題…
データアナリスト、データサイエンティスト。 最近、高所得エンジニアとして注目されてますから、なりたい人は多いはず。 必要なスキルは統計、分析、機械学習、AI関連の知識、etc.... 勉強することは盛りだくさん。 そう簡単になれる職業ではなさそうですが…
「テクノロジーをもたない会社」というと語弊がある。 本書が意味するところは「ITを得意としない会社」のこと。 そもそもDXは、ITが得意であるかどうかで必要性が変わるわけではない。 今がVUCAな時代であるから、速い変化に適応できることが生存戦略の基本…
組織が進化するには 守りの経営(既存事業を深掘り) 攻めの経営(新規事業を探索する) この両方を実現する異なる二つの能力が必要。これを「両利きの組織」と言っている。 それ自体はごもっともな話。 それで、どうやって両利きにするのかが本書のテーマ。…
「デジタルマーケティングとは何か?DXとは何か? こうした内容についてはあえて触れません。」 はじめに で、いきなりの宣言。 「任されたら読む本」というタイトルだったのに? と、思わずツッコミたくなる。 ただ、「デジタル化やDXという言葉に踊らされ…
AIと人間の関係は、ドラえもんとのび太のようなもの これほど明快に「AIとの付き合い方」を説明されたのは初めてだけど、「なるほど!」と腑に落ちました。 「AIに仕事を奪われる」という話が、今でも時々耳にしますし、AIとの距離感を図りかねる人は大勢い…
「きっと、越川さんはこの本を出すハズ」そう願って待ってました。 より良い仕事をしていくため最初に必要なのは、試行錯誤するための時間を生み出すこと。 それでも何をどうすれば時間を生み出せるかは、容易ではないと感じてしまうものでもあります。 そし…