バナナでも釘は打てる

柔らかく美味しいバナナでも、ちょっとした工夫で釘は打てます

雑感

読了 - CHANGE 組織はなぜ変われないのか

タイトルでの問いかけの答えを挙げると 人間の性質と、現代型組織の標準的なあり方は、このような激しい変化に対処するようにはできていない 企業の組織構造は、もっと変化が遅くて予測可能性が高かった世界に合わせて設計されている この辺りだな。 本書は…

読了 - 実践!多読術 本は「組み合わせ」で読みこなせ

新しい視点、新しい考え方をすべて吸収して覚えるのは大変。 じゃあ、自分用のインデックスを作るつもりで書き残せばよい。 「前にこういうのって読んだよな…」と思ったら site:ino-agile.hatenablog.com キーワード これでググれば、その本で感じたことや気…

読了 - 「後回し」にしない技術

「後回し」、後ろめたくて変えたい行動の典型だと思っている。 なのに、「後回し」は常に自分のすぐそばから手を伸ばして「停滞」の現状に引きずり込んでいく。 先日のセルフコーチングといい、今回の「後回し」といい、これらの書籍が気になることは、私が…

読了 - 一瞬で自分を変えるセルフコーチング

ポイントとなるのは「自分にいい質問を投げかける」こと セルフコーチングの本質って、そういうことなんでしょうね。 その方式の中でも パワフルクエスチョン型 が本書のいう「一瞬で自分を変える」セルフコーチング。 いろんなシチュエーションの中で自分に…

読了 - アフターデジタル オフラインのない時代に生き残る

アフターデジタル、本書が出版されたのが4年前。 この言葉を知った時、もう少し先のことだと思っていた。 この4年、コロナ禍にありながらそれでも飛躍的に向上した技術といえば、画像や音声などアナログデータの解析技術。 そして自然言語を扱えるようになっ…

読了 - 天才IT大臣オードリー・タンが初めて明かす問題解決の4ステップと15キーワード

向き合って、受け入れて、対処して、手放す これが本書が説くオードリー・タンの問題解決4ステップ。 特に最初と最後が私にとっては大事な気づきを得られるものでした。 最初のステップ「問題と向き合う」 まず「問題を見つける」一番簡単な方法は、その問題…

読了 - 優れたリーダーはなぜ「傾聴力」を磨くのか?

傾聴は大事なスタンス 多くの仕事は、自分のチーム内、顧客や他部署など、誰かとなんらかのコラボレーションが必要です。 人間関係はコラボレーションの成否を分けると言ってもいいでしょう。 良好な人間関係に欠かせないのが、相手の話を聴くこと。 こう書…

読了 - 世界の一流は「雑談」で何を話しているのか

親子ほど歳の離れたメンバーがチームに入ってきた。 お互いにリスペクトして、うまくコラボできる関係にするためにも、新メンバーが心理的安全性を感じてもらわなければならない。 そこに雑談が有効なツールになるとは思うものの、どんな話をすれば良いのか…

読了 - 対話をデザインする

「対話をデザインする」、それはどういう意味だろう。 対話によって得ようとするゴールを定め、テーマを選び、自らの考えと問いを投げかける。 対話には相手がある。 得られるゴールとは、共感。それに基づく合意、協力、共創。 あるいは相手からの反論、問…

読了 - 「普通」に見えるあの人がなぜすごい成果をあげるのか

「トップ5%」シリーズが有名な越川さんの書籍なので、本書も似たような内容かな?とは思いながらも、自分に対するリテンションのつもりで開いてみた。 類書との違いは、優秀な人の思考や行動を一般社員に導入する実験がベースという点。 チーム力や従業員全…

読了 - ヒトはなぜ先延ばしをしてしまうのか

怠慢だと思いながらもモチベーションが上がらず先延ばしにしてしまうことはある。 そういう時にこんなタイトルを見かけて読みたくなってしまった。 本書は先延ばしが生じる仕組みと克服法について解説した書籍。 先延ばしが生じる際の心の動き、その代表が …

読了 - 図解 コーチングマネジメント 人と組織のハイパフォーマンスを作る

これからの時代に求められるチームは「自律×協働」。 それを導くにはコーチングスキルが有効、これが本書読後のまとめでしょうか。 在宅ワークにどっぷりとハマる日々の中で、 物理的に離れたチームでのコラボにはコーチングが有効なんじゃないか? と、コー…

読了 - 戦略人材不足と組織力開発

企業が事業継続していくためには、会社と共に歩もうという人材と、その時その時の経営課題を乗り越えるための専門家タイプの人材が必要になる。 従来からのメンバーシップ型雇用は、共に歩むタイプの従業員を育むことに向く一方で、社会情勢や経営課題にあわ…

読了 - マッキンゼーで当たり前にやっている働き方デザイン

あと何年くらい元気に生きていくことになるんだろう? 早めに断っておくと今のところ目立った不調はありません。 しかし、生きてる間は誰かにとって有用な人材であり続けたい方なので、「この先どうする?」を考えること、いや、考え続けることは大事だと思…

読了 - 書く習慣

勤め先のチームサイト、どうやったら投稿が活性化するのかと悩む日々。 IT技術に関することは好きだし、社内限定なら著作権も少し緩めでもいい。 とはいえ、IT企業だからといってIT好きばかりが集まってるわけではない。 ITの話に食いつくリアクションの少な…

読了 - 「専門家」以外の人のためのリサーチ&データ活用の教科書

2022年12月21日、経産省とIPAが「デジタルスキル標準」をとりまとめ、公開した。 IT技術者としては20年以上前に同じく経産省が主導して公開しながらIT業界以外では認知度の低いままとなったITスキル標準の再来のように思えてならない。 有用なスキルとそのレ…

読了 - バナナの魅力を100文字で伝えてください

考えていることを適切に伝えるのは難しい。 誰でも日々、何かを伝えているけれども、雑談ではなく何かを伝えようとして伝えても、なかなか思い通りの結果にはならないものです。 それで「言いたいことを短くキレイてまとめる本」なのかなーと思ったのですが…

読了 - Deep Skill

伊藤洋一さんが読んでるとツィートしてたので入手してみました。 「仕事ができる人」の行動を分析すると、そこにあったのは 「人間心理」と「組織力学」に対する深い洞察力。そして、その洞察力に基づいた的確な行動力 これを「Deep Skill」と名付けて紐解い…

読了 - 新地方論

本書は、そんな複雑であいまいな「地方」をめぐるモヤモヤを書き綴った本である。 その書き出しのとおり地方の現実に対し、つらつらと雑感を書き連ねている印象を受ける。 切り口のテーマは10コ。 居場所、政治、メディア、アート、スポーツ、食、子育て、死…

読了 - ささるアイディア

アイディアのつくり方、その基本は既知の情報の組合せ。 どう組合せるかが「ささる」かどうかの境目なのでしょう。 「こうすれば必ずササる」、そんな正解はないはずですが打率の高い人はいます。 本書はそうした打率の高い、15人のクリエイター、クリエイテ…

読了 - SF思考 ーービジネスと自分の未来を考えるスキル

架空の、しかし現実に接続した未来 未来を思い描いて、そこから逆算して現在のアプローチを考える、というのはゴール志向の基本的な考え方。 ただ、その未来は遠くても10年後くらい。 SFの領域ではないですね。 本書のSF思考は、研究開発や新事業開発に向い…

読了 - 会話を哲学する

会話 > 情報伝達 「会話とは何か?」と問われてすぐに思いつくのは「情報伝達の手段である」ということ。 しかし、伝達の目的がなくても会話は起きる。 わかりやすい例の1つは「雑談」か。 本書は「コミュニケーション」と「マニピュレーション」が入り混じ…

読了 - 捨てる。手を抜く。考えない。

効率化 = (生み出す価値を増やす)or(費やすコスト、労力を減らす) 業務効率化という言葉にウンザリしてる人はたくさんいる、と思います。 そもそも業務効率とは「成果」を「コスト」で割ったものですから、分子(生み出す価値)を増やすか、分母(費やす…

読了 - ユーザーファーストの新規事業

「新規事業開発は一部の人だけが関わるもの」という印象だった。 でも先の見えない社会情勢の中。 会社勤めだった人も副業や起業に関わる機会は増えてるのでしょう。 それを考えると、新規事業開発って何をどうするものなのか、それを知っておくことは誰にと…

読了 - 地域が稼ぐ観光

人口減少、東京一極集中。 うまくやった「どこか」だけ活性化すれば、残りの多くは廃れていかざるを得ない。 本書は地域を持続可能にすることを目指すための方策として観光を挙げているように思う。 一部の企業が都会を離れたり、リモートワークが十分に普及…

読了 - ソフトバンクとユニコーン企業

企業評価の視点からユニコーン企業のビジネスモデルをひも解いた、と言えばいいのかな。 最初に取り上げられるのがTikTokを運営するByteDance。 TikTokはすでに有名すぎて説明するものではないけれど、本書でピックアップしているのが、その収益。 2017年に1…

読了 - なぜ、あなたの仕事は終わらないのか

ラストスパート志向が諸悪の根源 本書タイトルの問いに端的に答えたのがコレ。 「学生症候群(夏休みの宿題をギリギリまでやらない)」という言い方もありましたね。 時間に余裕がなくなってから取り掛かるから焦るし、完成度も低くなる。 そうこうするうち…

読了 - ITビジネスの原理

「点在する情報を一か所に集める」という作業は、インターネットが非常に得意 現在までに世界を変えてきたITビジネスといえば、GAFAに代表されるプラットフォーマーだと言える。 そしてプラットフォーマーが実現したITの世界は、細切れにあったモノやコトと…

読了 - チャートで考えればうまくいく

チャート … 情報の視覚的表示、図(もしくは図を並べた表)・グラフ等のこと(Wikipediaより) 人はイメージで理解する ある程度、複雑なことを説明するときは、そのイメージをチャートで描いた方が理解してもらえることが多い。 その経験から言えるのは「や…

読了 - 仕事が速いのにミスしない人は、何をしているのか?

対策しなければミスは起こってしまうもの。 避けることも難しい。 本書がいう「仕事でミスしない人がしている」ことを要約すると、 ミスしない仕組みを作る 記憶に頼らない 誤解を防ぐ この辺りでしょうか。 ミスを防ぐには何よりも「自分に頼らない」こと …