読了 - 週休3日でも年収を3倍にした仕事術
「きっと、越川さんはこの本を出すハズ」そう願って待ってました。
より良い仕事をしていくため最初に必要なのは、試行錯誤するための時間を生み出すこと。
それでも何をどうすれば時間を生み出せるかは、容易ではないと感じてしまうものでもあります。
そして、つい「優秀な人だから出来るんでしょ」と思いたくなってしまいます。
本書は具体的で分かり易い手法が「そこまで明かしてしまっていいの?」と思うくらい公開されていました。
特に4章 最新のITツール・サービスがもたらす劇的な変化では、越川さんが実際に試してたどり着いたITツールやサービスが列挙されています。
グループウェアやオンライン会議サービスは当たり前な感じですが、他にも名刺管理、請求書の作成および発送代行、領収書・銀行口座管理、作業ログ、人材募集、おやつ定期便、定額住み放題などなど25種類。
「そんなことまでサービス化されてるんだ!」と驚いたし、日々の仕事の中で埋没してる「本業の作業効率を下げる雑多な仕事」が変えられるということに目からウロコ!でしたね。
「DXって何なの?」の答え
ちまたに溢れるDX。
いろんな説明をされて「結局、DXって何なの?」と思ってる人は多いですよね。
本書は、自分の仕事を変える方法を示しているのですが、DXの具体例でもあります。
本書の施策を自分事として取り組めば「DXってこういうことなんだ」と実感できますよ、きっと。
ただ、やっぱり難しいのは始めることと続けることです。
「できるといいな」を「やれる」に変えるのは「始める」ことでしかありませんから、まずは1つでも2つでも取り入れてみるんでしょうね。
さ、私も始めなきゃ…