雑感
書きたいコード(プログラム)をAIが書いてくれるサービス「GitHub Copilot」が注目されています。 ついにIT技術者の仕事もAIに浸食される未来が着々と近づいてきた、そんな感じですね。 AIに仕事を奪われないためには、AIに出来ないことを目指すしかありま…
理不尽は、公平ではないものを公平だと誤認したことで発生する 理不尽の生じる仕組みを論理的に解析した書籍に初めて出会いました。 自分から見て理不尽であっても、視点を相手からに置き換えてみると、その行動や判断の理由らしきものが見えてくることはあ…
厚生労働省は企業に対し、従業員に副業を認める条件などの公表を求める方針だ。副業を制限する場合はその理由を含めて開示するよう促す…(6/25 日経新聞) ちょうど読み終わったタイミングで都合の良いニュースが飛び込んできた。 政府も働き方の多様化、雇用…
輪島市による地域活性化の一環として名監督として名をはせた人を地元高校に迎えたというニュースがあった。 部員が増え、野球部としては活性化したのだろうけれども、輪島市は高校野球やスポーツの町にしたかったのですかね? 新幹線や高速道路を誘致したり…
従来、広告は送り手の想いを活かし、受け手に新たな気づきを与える役割を持っていた。 「情報の非対称性」は、デジタルネットワークが進展する社会において着実に減少しています そのことが広告ビジネスの変化を余儀なくしている。 これが本書が提起する課題…
人の行動の9割は無意識で行われると言われている 無意識が人間の意思決定にどのように影響しているか、その無意識に働きかける方法を、いつもの茂木健一郎さんらしく「僕」「僕ら」と親しみやすく語りかけてくれたのが本書。 脳科学では、「思考の傾向はすべ…
読書メモが消えた… kindle unlimitedで読んでた本だったのに、うっかり「返却」 読書中、マーキングしながらの気づきメモも一緒に消えちゃいました。 ということで、気を取り直して再読しました。 地域課題とクリエイティブ 地域には地産品やそれに関わる技…
人類史上、ここ数十年ほど急速にライフスタイルが変化したことはない。…これがどういう結果を引き起こすのか ---- この本は、それに答えようとした結果だ 本書序文にある一節ですが、まさにその通りの本でした。 これはヒューマンエラーの心理学にもありまし…
働き方の4タイプ 本書では組織での働き方をライオン、イヌ、トラ、ネコの4タイプに分類している。 ライオンやトラといっても生物学的な話じゃなく、童話や物語に出てくる動物たちのイメージでの話。 表紙にカワイイ動物の絵で描いてある。 従来型の組織志向…
これまで読まれた本で印象に残っている20冊を教えてください。 こんな質問からはじまる書籍でした。 質問されると答えを考えてしまうのが脳の宿命。 私の場合は イリュージョン ライト、ついてますか 問題発見の人間学 アイデアのつくり方 UMLによるビジネス…
一言でまとめると、創造的な人たちでのチームのつくり方。 メンバーが創造的であってもチームのつくり方としては普通な感じですね。 ということで、本書でのチームのつくり方で共感した点をまとめた後、創造的なチームのつくり方を考えてみたいです。 チーム…
「こちら、『たけばやしー』とお読みするのですか?」 本書を買った決め手と言えば、プロローグに出てくるこの一節。 受付でナナメ上な対応をされたことを面白がれる人なら、面白い本に違いないと。 実際のところ、笑えるような面白さではないものの「自分も…
交渉は必要なコト ビジネスの現場では「交渉」にネガティブなイメージを抱く人もいる。 おそらく勝ち負けのあるやり取りを想像してしまっているのでしょう。 システム開発のエンジニアが遭遇するのは、納期やコスト、仕様変更の話が交渉の場面。 ユーザー側…
J.W.ヤングの名著「アイデアのつくり方」に「アイデアとは既知の情報の組合せ」だとあったけど、なかなか面白い組合せなんか思いつかないもの。 アイデアを出すための手法に関する書籍も山ほどあります。 そんな中で久しぶりに、これは使える、と感心したの…
クリエイティブと呼ばれる人たちは、常人離れしたアートな感覚で生きていそう。 そんな人たちがやってる課題解決術を、わかりやすく紐解いてもらえるのではと期待したのが本書。 課題解決の3ステップ(1章~3章)と、そこに必要なスキル(4章)、マインド(5章)を…
越境って簡単なわけでもない XPJUG、アジャイルプロセス協議会…と結構長い間、本業以外の場で活動しましたが、初めてXPJUGに参加した時は、すっごく不安でした。 アジャイルもビジネスモデリングもやったことない。 そんな素人で受け入れてもらえるか… 受け…
「教える」ということの本質に迫る本だったらいいなと思って読んでみたんですが、中高生以上の子供に対して教えるべきことや、教える側のあり方をテーマにした書籍でした。 同意を感じたところ 日本の投票率が先進国中で低い理由は「政治や選挙に関するリテ…
「既存のルートではなく、型破りなルートで活躍するようになった人たち」の話であるが、彼ら、彼女らには、実に多くの共通点がある。そして再現性がある 本書を読んだきっかけは伊藤洋一さん(@youichi_itou)が本書の解説に「俺、イイこと書いた」とツィート…
際立った「個」がない人には、「相手をよく知り、その期待に応える」という生き方があります 凡人といえども「誰かに選ばれたい」想いはあります。 でも、普通にしてたら選ばれそうにないので、いつの頃からか差別化を意識してきました。 振り返るとマーケッ…
「こんなところで使えるとは思わなかった」 これは昨日、提案ネタを思いついたときの気持ち。 データウェアハウスの構築をテーマとした案件の話だったんですが「集めたデータをどのように見たい」という要望がかなり曖昧。 データウェアハウス構築に慣れたマ…
一言でいうと中小企業経営者に向けた経営計画書作成指南書。 会社を存続させるために必要な利益を計画し、コストを考えあわせて必要となる売上、売上を生み出すための計画という具合に、必要最低限のことから順に具体化していくイメージ。 経営方針、経営計…
人間の心理は本能に引きずられる部分と、環境に引きずられる部分がある。 環境の変化を捉えたり、傾向を読むためにはデータを集めて分析するのが有効。 この本はマーケティング担当者・責任者、広告代理店やマーケティング会社などのクリエーター、営業マン…
ギスギスしているとは 期待と現実にギャップがあり、ギャップに対して我慢が強いられる状況、ですね。 日本の職場がギスギスする3つの主な要因として「旧態依然のマネジメントや働き方」「旧態依然の職場環境」「ジェネレーションギャップ」が挙げられていま…
「自己啓発書から離れてみよう」シリーズ第3弾。 本書は、スティーブ・ジョブズにピクサーへの経営参加を請われた1994年から、株式公開を経て、ディズニーによる買収に至るまでの出来事が、生き生きと描かれたピクサーの自伝とも言うべき物語。 財務的な視点…
多様な社会に適合したエコノミーモデル。 商品、サービスは機能的な価値を提供することが原点。 社会にモノがない時代は作れば売れる。 モノが充足して、モノが提供する機能性にコモディティ化が進んだ後は、機能性以外が差別化の対象になる。 書籍「ハイ・…
Amazonのリコメンドが「自己啓発の本をお探しですか?」ばかりになってきたようなので、違うジャンルの本をと探してみると面白そうなタイトルを見つけました。 本書は玉造温泉が再生していく過程を「中の人」として奮闘した角幸治(すみ ゆきはる)さんが「視…
いわゆる「仕事ができる人」と、そうじゃない人を分けるものは何か? それが本書のテーマ。 担当者あるいは中間管理職であれば、スキルフルな人が「仕事ができる人」と言っても良さそうだけど、その上、経営者ともなればスキルだけでは足りない。 その先にあ…
YouTuberのように文字通り「売れる個人」が増えてきました。 勤め人であっても「売れる人材」でありたいものです。 自分は売れる要素があるのかな~ そんな感じで読んでみました。 ザックリまとめると 本書が勧めるアプローチは社会のニーズから考え始めるの…
デジタル化が進むということは、必然的にデジタル化されていない領域(アナログ)に注目することになる。 デジタル化できること、アナログのままにした方が良いこと。 それは何で、何故そう考えるべきなのか。 その答えを探すには、そもそも今あるコトやモノ…
人類繁栄の要因は「集合知」であり、多様性がその基礎にあると言うこともできるらしい。 しかし、集団には多様性を失わせる習性がある。 本書はこの多様性を損なってしまう仕組みを解説した書籍。 この部分をざっくりと要約させてもらうと、 多様性を失わせ…