雑感
「どうやったら自律するの?」 変化が激しく、先行きの見通しがきかない時代、リーダーや上司だからといって正解を知っているわけではありません。 現場で臨機応変な対応が必要なことも当然あります。 そういう場面で必要とされるのが自律した人ということに…
ドラマや小説で取り上げられる経営陣といって思いつくのは権力闘争、社内政治、次期社長レース。およそ「チーム」というイメージとはかけ離れています。 20年以上、エグゼクティブコーチをやってきた著者でさえ「社長の意向に対して異を唱え、侃侃諤諤の議論…
「地頭力を鍛える」「アナロジー思考」など考えることをテーマとした著書の多い細谷 功さん。 お気に入りの著者のお一人なんですが、その細谷さんが書かれた 『「Why型思考」が仕事を変える 鋭いアウトプットを出せる人の「頭の使い方」』が たまたま目に入…
本書は「AI分析でわかった トップ5%社員の習慣」の第2弾。 成果を出すリーダーの共通点をAI分析で抽出したものとのことですが、お手本にしたい行動が満載です。 なお本書ではトップ5%リーダーの共通点を導き出すための分析ステップについても紹介されていま…
思考方法や自己啓発の本だと思ってました。 予想に反して本書に書いてあったのは、モチベーション、ストレス、クリエイティビティの仕組みを神経科学で解き明かすガッツリな脳の話。 学術的な部分は基礎知識がないと難しいですが、とりあえず流してしまって…
(早く読み始めたはずなのに時間がかかったのは…そうか、面白かったんだ) さて早速本題に入りましょう。 最近、アジャイルが話題に上る機会が増えてきています。 しかしアジャイルは、ソフトウェア開発プロセスというだけではありません。 従来のプロジェク…
分かりやすく伝える説明はビジネスパーソンの基礎スキルと言えます。 でも一朝一夕に身につくものではなく、いい説明ができたかどうかも分かりにくいものです。 本書を読むきっかけとなったのは本書のマンガ編でした。 マンガにする以上、ストーリーやキャラ…
企業再生の戦略的な話だと思ったのに 書籍にこのタイトルが書いてあったら企業再生の話だと思うのが普通じゃないでしょうか? 流して読むと途中で「あれ?」っと思うわけですが、本書はドムドムを再生させるためにどうしたという話ではありません。 よくみる…
Purpose=存在意義 頑張って最後まで読んでみた感想…それは「なんとも言いづらい本」。 会社の幸せと、従業員一人ひとりの幸せが完全一致している状態が最高。 確かにその通りだとは思います。 (でも、ですねぇ…) 本書の言うPurposeとは存在意義の意味で使…
データアナリスト、データサイエンティスト。 最近、高所得エンジニアとして注目されてますから、なりたい人は多いはず。 必要なスキルは統計、分析、機械学習、AI関連の知識、etc.... 勉強することは盛りだくさん。 そう簡単になれる職業ではなさそうですが…
新型コロナが水を差した印象はあるものの、起業をテーマにした書籍が増えましたね。 今の仕事を変えるとすれば起業も選択肢の一つかなぁ、と思って本書を読んでみることにしました。 著者は 会社を辞めずに、ひとりビジネスにトライしてみましょう、というの…
ナントカ思考は世の中にあふれている。 ロジカルシンキングをはじめ、いくつも思考法を学んで試し続けていると、その視点や思考の切り口がだんだんと身についてきて、新しいことに取り組むにしても効率が良くなる実感があるものです。 ただ、いろんな思考法…
この会社(GAFA)の中で求められるものはロジカルさ、分析力、行動力、人を動かす力などハイレベルのスキルセットでした。 本書は著者の寺澤さんが20代のときに教わった思考法を、当時の上司Nさんとの会話をきっかけに解説するスタイルになってます。 Nさん…
微分と量子力学の話、多いな… パラパラパラっと本書を眺めみると「読み飛ばしてOK」のアイコンが結構たくさんある気がします。 そこには量子力学の解説や公式、微分の説明が並びます。 「クォンタム」って量子のことですから、量子力学の話が出てくることは…
うまくいく起業家と、うまくいかない起業家の違いは何なのか? ~本書のはじめに より~ この問いは面白い。 確かに起業するくらいなんだから、発想が鋭く、知識もバイタリティーもある。 会社員とは桁違いに主体的、かつ情熱的にビジネスに取り組んでいるに…
リフレクション(Reflection)とは、自分の内面を客観的、批判的にふりかえる行為。「内省」という言葉がもっとも近いでしょう。 本書はそのサブタイトルにあるように内省の技術(とういうか手法だな)を解説する書籍。 基本としては、客観視するための「認…
目を引かれたのは「ゼロからはじめての仕事が舞い込む」の表紙コピー。 本書はWeb系フリーランスの営業である著者がフリーランスのエンジニアやデザイナー、ライターに感じる「こうすれば仕事が取れるのになぁ」を書籍化したもの。 受注を重ねた実績からのア…
固定資産を担保に出来ない、つまり銀行から資金調達できないケースでも、面白い、あるいは意義のある事業はきっとある。そんな時、クラウドファンディングは発案した個人や企業を後押しする有効な手段として浸透し始めている。 いま、あるいは今後、起業や事…
企業内の業務プロセス改善や情報共有を目的とした、システム導入というのは基幹システムと違うものの、以前からある一つの分野で、現在はSoE(System of Engagement)などと呼ばれている。 SoEは以前「情報系システム」と呼ばれていた。 情報システムに対し…
行動自粛が続いて、ストレスのたまる日常に疲れている人だらけな毎日。 ビジネスの現場では慣れないテレワークにも疲れている人は多くいる。 従来とは違う執務環境の中で、メンバーのモチベーションを維持する方法の一つとしてもコーチングは有効。 また、コ…
「テクノロジーをもたない会社」というと語弊がある。 本書が意味するところは「ITを得意としない会社」のこと。 そもそもDXは、ITが得意であるかどうかで必要性が変わるわけではない。 今がVUCAな時代であるから、速い変化に適応できることが生存戦略の基本…
延長線上にない未来 ライフシフト、エネルギーシフト、ダイバーシティ、学歴や大企業というだけでは安泰を得られない社会。 いろんな意味で変わり目に来てる。それを一言にまとめるとVUCAになるんでしょうね。 先が読めない時代といっても全く読めないわけで…
フィードバックを受ける機会、する機会 勤め先でフィードバックを受ける機会というと、年に一回を振り返った「1年間、ご苦労様でした」的なことを言われるぐらい。 これって、自分の何かを変えるための話し合いではないな。 行動を変えることに近いのは「レ…
二択で選ぶと感情が記憶を呼び覚ます 書名からズレて見えるけど、本書で一番印象に残ったのがこの話。 話しているエピソードが自分にとってどういう経験だったのか、記憶が曖昧なことはよくある。 そこを強引に「ポジティブ」あるいは「ネガティブ」な経験だ…
「デジタルマーケティングとは何か?DXとは何か? こうした内容についてはあえて触れません。」 はじめに で、いきなりの宣言。 「任されたら読む本」というタイトルだったのに? と、思わずツッコミたくなる。 ただ、「デジタル化やDXという言葉に踊らされ…
答えは「スループットを最大化することによって売上・利益を上げたから」。 スループットはというのは、企業を「お金を作り出す機構」と見なした時のお金を生み出す力のこと。 ザ・ゴールでお馴染みのTOC(制約の理論)で提唱されていた考え方です。 吉原精…
バズりたい!そう思うならポイントを押さえろ、そんな書籍。 毎週1冊の本から感じとった気づきや、紹介したくなるフレーズをアウトプットして、ようやく2年。 本業の合間に、読んでまとめて書き記す。意外と1週間は短い。 ブログに書き始めた1番の動機は2つ…
会計はちゃんと分かりたい、そう思うことはいつもではあるものの、普段の仕事では接する機会が少なくて、置いてけぼりが続く。 これではダメだと、だいたい年に1、2度は会計がテーマの書籍を買ってますが、どうすると定着させられるんでしょうねぇ… 本書は、…
AIと人間の関係は、ドラえもんとのび太のようなもの これほど明快に「AIとの付き合い方」を説明されたのは初めてだけど、「なるほど!」と腑に落ちました。 「AIに仕事を奪われる」という話が、今でも時々耳にしますし、AIとの距離感を図りかねる人は大勢い…
経営者に大事なのは「何を目指すか」だとわかる、そんな本。 著者であるHILLTOP株式会社 副社長 山本氏が目指したのは 「社員が誇りに思えるような"夢の工場"をつくろう」 「油まみれの工場を"白衣を着て働く工場"にしてみせる」 やってる自分がカッコいい、…