バナナでも釘は打てる

柔らかく美味しいバナナでも、ちょっとした工夫で釘は打てます

仕事術

読了 - 行動の品質

うまくいく起業家と、うまくいかない起業家の違いは何なのか? ~本書のはじめに より~ この問いは面白い。 確かに起業するくらいなんだから、発想が鋭く、知識もバイタリティーもある。 会社員とは桁違いに主体的、かつ情熱的にビジネスに取り組んでいるに…

読了 - シノ社長の経営塾

タイトルで選ぶと肩透かし 本書はYouTubeチャネル「シノ社長の経営塾」からの派生商品みたいなもので、本書タイトルはこのチャネルから来ていたんですね。 内容的には著者自身の成果行動を抽象化したのが本書。 曰く、成果をあげるには 高濃度な環境で仕事を…

読了 - リーダーのためのフィードバックスキル

フィードバックを受ける機会、する機会 勤め先でフィードバックを受ける機会というと、年に一回を振り返った「1年間、ご苦労様でした」的なことを言われるぐらい。 これって、自分の何かを変えるための話し合いではないな。 行動を変えることに近いのは「レ…

読了 - 週休3日でも年収を3倍にした仕事術

「きっと、越川さんはこの本を出すハズ」そう願って待ってました。 より良い仕事をしていくため最初に必要なのは、試行錯誤するための時間を生み出すこと。 それでも何をどうすれば時間を生み出せるかは、容易ではないと感じてしまうものでもあります。 そし…

読了 - ニトリの働き方

端的に言うと、ニトリ会長が伝える「より良く働くための知識」の本でした。 本書では、ニトリが大切にする「4つのC」とは、どういう考え方で、どのように働きを深めて欲しいと思っているか。「4つのC」それぞれごとに、行動原則のポイントと、それを受け取っ…

読了 - amazonのすごい会議

一番感心したのは「減らしたい会議と増やしたい会議」 「Chapter.0 改善する前に考えたいこと」にあった減らしたい会議と増やしたい会議が、本書中で一番感心した個所でした。 多くの書籍、記事で「情報伝達会議は無くすべき」といった話を見かけますが、そ…

読了 - なぜネギ1本が1万円で売れるのか?

「あり得る」 それが第一印象でした。 千疋屋のオンラインショップなら2万円を超えるメロンもありますし、初競りで1匹百万円を超える値が付くズワイガニもあります。 超高品質で、ターゲットを的確に捉え、ブランディングに成功していれば「食べてしまえば無…

読了 - なぜ星付きシェフの僕がサイゼリヤでバイトするのか?

イロモノっぽいタイトルにつられて読んでみましたが、その内容は「いまの時代に生き残る方法」でした。 ミシュランで星をもらい続けているというレストラン ラッセのオーナーシェフがサイゼリヤでバイトして得た知識と経験を自分の店に活かした成果は、人時…

読了 - オンラインセミナーのうまいやりかた

セミナーで収入を得ている人、あるいは営業の一環としてセミナーを行う人に向けて「オンライン」に移行するためのノウハウを開設したのが本書。 ”なんだ、自分には関係ないな”と思う会社勤めの人は多いに違いありません。 でも、そうでもないんですよ。 私は…

読了 - なんでも図解

『図にしてみる』 その習慣はかなり有効。 デジタルな記録、発信が当たり前の今でも、アナログに表現する方法はインパクトがあるし、発想や連想を呼び込む力があります。 ただ、図解のスキルは外国語と同じ。日々、使っていないと描きたい時に描けません。 …

読了 - 働く時間は短くして、最高の成果を出し続ける方法

合理性があって具体的な「仕事効率化」 2冊続けて同じテーマの本を取り上げてしまいましたが、改めて私は越川さんの書きっぷりが好みなんだと再認識しました。 何が気に入ってるんだろう?と振り返ってみると、特にいいと思ってるのが以下3点。 根拠となる数…

読了 - 職場の科学

週休三日制を実現するマイクロソフト 「外資系のIT企業で儲かってる、だから週休三日でもやっていける」 そんな風に言いたくなるところはありますが、本書を読むとそんな話ではなくて、まじめに合理的な分析と施策を進めた結果、週休三日でもやっていけるよ…

読了 - 新・仕事力~「テレワーク」時代に差がつく働き方~

切れ味鋭い、というよりは、大きな鉞でバッサ、バッサと切り捨てる、そんなイメージの本。 私的には、1章(君たちはどう働くか ~ 間違いだらけの「働き方改革」)と、2章(「エクセレント・パーソン」の条件)、が本書の中核、と感じました。 3章はタイトル…

読了 - HBR EIシリーズ『集中力』

いきなりHow Toの話ではなく、「集中力とは何か」「集中力は何故持続できないか」と根幹に迫ろうとするところがHBR(Harvard Business Review)らしい。 まえがきと目次だけでそんな印象を抱きましたが、読後もその印象は正しいと思ってます。 アカデミック…

読了 - 仕事に「好き」を、混ぜていく

「はじめに」にある通り、本書は電通Bチームにインターンとして入る疑似体験プロジェクトでした。 読み進めていくうちに、「自分にとって本業以外のB面って何がある?」「これはどう進めると面白くなるんだろう?」と楽しくなってきます。 本書は、中途半端…

読了 - 書評の仕事

「読書も投資」と思っていたけれど、リターンを考えないと投資になってない、と気づいてからブログに書き始めて65冊。 いつもは、覚えておきたいポイントの整理(非公開)と、アウトプットの演習として、ちょっとした紹介文を書いてきました。 なので、今更…

読了 - 稼げるプレゼン

半月前、twitterで越川さんの『私の「稼げる」の秘密も書いてます』につられてポチってしまいました。 前著「科学的に正しいずるい資料作成」もプレゼン資料の作成ノウハウなので、内容がかぶるんじゃないの?と懸念しました。 結論的に言うと、本書は「コン…

読了 - ビジネスチャット時短革命

「テレワーク導入ガイド」だというのが本書の第一印象です。 タイトルと「メールは時間泥棒」のサブタイトルから、効率化による働き方改革の本だと思ってました。 いや、その意味でも使える本です。 でも引き続きテレワークが推奨される今、テレワークがうま…

読了 - 科学的に正しいずるい資料作成術

特にお勧めな読み手は、上司先輩の作ったひな形がダメだと思ってる人。 本書は、従来のパワポ・ハウツー本と違っていて、うまくいったことに対する数値的根拠が示されています。 過去に上司や先輩が作ってきたパワポ資料のひな形を、若手の立場で変えるには…

読了 - フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか

少しシャイで真面目、謙虚な性格。 人件費が高く、休みや残業なしを考慮しなければならない。 日本とフィンランドはよく似た事情を抱えているのに、働き方には大きな違いがある。 週49時間以上働く人は、日本は20%以上(男性は約30%)、フィンランドは8% 16…

読了 - 頭がいい人の読書術

"頭がいい人の~術"、"頭が良い人は~している" と見ると読みたくなるということは、頭が悪いと自覚している証拠なのかも? 本書を読み終わってから「なんでこの本を読んだんだっけ?」と振り返ってみて気づいてしまいました。 頭がいいと自負している訳では…

便利なノウハウ: 問題 vs. 私たち

ちょっと経験が積もったSEが集まった時のお題。 「後輩・若手に一つ教えてあげるとしたら何を教える?」 言うなれば「SE力の伝承」です。 この時、私が挙げたのはアジャイル開発では定番の「問題 vs. 私たち」。 その時のやり取りを少し紹介させてください。…

読了 - プロセス思考でビジネスが変わる

「~思考」の言葉には、つい惹かれてしまう。 かつてアジャイルプロセスの必要知識体系の策定をテーマに活動していたことや、本業でSharePointをはじめとする情報共有をテーマとしたソリューションを扱ってたこともあって、知識や考え方というテーマには惹か…

読了 - ブランディング

「ブランド」というとファッションや高級品を思い浮かべる人が多いのですが。ITエンジニアにもブランディングは必要だと信じてます。 ブランドの本来の意味は "ある財・サービスを、他の同カテゴリーの財やサービスと区別するためのあらゆる概念"(Wikipedia…

読了 - 佐藤可士和の打ち合わせ

実りある打ち合わせだったな、と思うこと、どれぐらいありますか? 働き方改革のおかげで、会議室に「時間厳守」「終了時刻の5分前には片付け始める」など標語っぽいものが張り出されるようにはなりましたが、その中身は「急に呼ばれて参加する」こと、「ど…