読了 - なんでも図解
『図にしてみる』
その習慣はかなり有効。
デジタルな記録、発信が当たり前の今でも、アナログに表現する方法はインパクトがあるし、発想や連想を呼び込む力があります。
ただ、図解のスキルは外国語と同じ。日々、使っていないと描きたい時に描けません。
これも一種のコミュニケーション手法だからですかね。
図解は類書の多い分野です。
おかげで、読んだことある話、聞いたことある話が随所に出てきました。
基本図形の描き方、よくあるパターンの表現例。こういうのも、よく書いてます。
本書が類書と違うな、と感じたのは、読んだことを図解する演習があったこと。
演習では、回答例と失敗例が解説されているところが分かり易くていいです。
上手に描こうとか気負わずに、毎日描いていくのが一番の学習法だなと思います。
ちなみに私のオススメは『紙に描くこと』。
描いた紙を全部並べることで見えてくるものもあるし、打合せメモとして描いた場合は、最後に全部眺めることで打合せ全体を振り返ることが容易になります。
どうぞお試しください。