バナナでも釘は打てる

柔らかく美味しいバナナでも、ちょっとした工夫で釘は打てます

2020-01-01から1年間の記事一覧

読了 - 書評の仕事

「読書も投資」と思っていたけれど、リターンを考えないと投資になってない、と気づいてからブログに書き始めて65冊。 いつもは、覚えておきたいポイントの整理(非公開)と、アウトプットの演習として、ちょっとした紹介文を書いてきました。 なので、今更…

読了 - 稼げるプレゼン

半月前、twitterで越川さんの『私の「稼げる」の秘密も書いてます』につられてポチってしまいました。 前著「科学的に正しいずるい資料作成」もプレゼン資料の作成ノウハウなので、内容がかぶるんじゃないの?と懸念しました。 結論的に言うと、本書は「コン…

読了 - デジタル時代の基礎知識『商品企画』

「withコロナ」の時代、いろんなものが急激にオンライン、リモートに移行しそうです。 というわけでデジタル時代の商品企画について読んでみました。 本書の読後感をまとめると、 図解が多く、ポイントがマーキングしてあり、参考書的で読みやすい。 本書で…

読了 - 百戦錬磨

日本企業における外国人経営がどのように日本あるいは日本企業を見ているのか、そういうことが知れるといいなあと期待して本書を入手しました。 本書の印象としては「エッセイ風な文章で読みやすいのでポイントを見逃しそう」です。 中でも、外国人ならでは…

読了 - ビジネスチャット時短革命

「テレワーク導入ガイド」だというのが本書の第一印象です。 タイトルと「メールは時間泥棒」のサブタイトルから、効率化による働き方改革の本だと思ってました。 いや、その意味でも使える本です。 でも引き続きテレワークが推奨される今、テレワークがうま…

読了 - シェアする美術 森美術館のSNSマーケティング戦略

「美術館とSNSマーケティング、違和感のある組み合わせだな」 これが昨年、本書の存在を知った時の第一印象でした。 公共性の強い企業、団体がSNSで発信する情報には、堅くて面白みがないイメージがあったので、どういう切り口でSNSマーケティングを語るのか…

読了(というほどではないけど) - デジ単

SEO、SEMもさることながら、デジタルマーケティングにはCTRやCVRなどシステム開発ばかりやってるエンジニアには馴染みのないキーワードがたくさんあって、覚えるのも大変だし、説明するのはもっと大変です。 というか、お店なんかのWebサイトを運営している…

読了 - デジタルマーケティングで売上の壁を超える方法

期間限定ながら各所で面白そうな本が無償公開されています。 本書もそのうちの1冊(4/21まで https://eczine.jp/news/detail/7663 )。 一言でまとめると「ECを対象にしたデジタルマーケティングの入門書」です。 でも「デジタル」に限定されないマーケティン…

読了 - 科学的に正しいずるい資料作成術

特にお勧めな読み手は、上司先輩の作ったひな形がダメだと思ってる人。 本書は、従来のパワポ・ハウツー本と違っていて、うまくいったことに対する数値的根拠が示されています。 過去に上司や先輩が作ってきたパワポ資料のひな形を、若手の立場で変えるには…

読了 - 脳科学に基づく働き方革命 Alive at work

労働人口の圧倒的多数は自らの仕事に「没頭・熱中・尽力」していない 80%の労働者が自分のベストを発揮できないと感じている 70%は仕事に意欲的に取り組めていない 17%は、あえて「積極的に」仕事に関わらないようにしている ~本書の序章より~ 第一印象と…

読了 - フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか

少しシャイで真面目、謙虚な性格。 人件費が高く、休みや残業なしを考慮しなければならない。 日本とフィンランドはよく似た事情を抱えているのに、働き方には大きな違いがある。 週49時間以上働く人は、日本は20%以上(男性は約30%)、フィンランドは8% 16…

読了 - BLITZ SCALING

『ビル・ゲイツ絶賛!』の帯とビル・ゲイツ氏自身が序文を書いていることにツラれたのですが、この本、イイですね。 ブリッツスケーリングという言葉自体は 「ブリッツクリーク(電撃戦)によって企業を急成長させる」という造語 で、AirbnbやLinkedIn、Face…

読了 - パンクする京都

新型コロナウィルスのせいで今は大変な観光地ですが、コロナが落ち着いたら、また「落ち着きのない」街に戻るんでしょうか。 観光庁で目標にしていた2020年で4000万人の訪日外客数は、さすがに無理そうな気に見えますが、数年前から大阪にも外国人観光客が増…

読了 - 頭がいい人の読書術

"頭がいい人の~術"、"頭が良い人は~している" と見ると読みたくなるということは、頭が悪いと自覚している証拠なのかも? 本書を読み終わってから「なんでこの本を読んだんだっけ?」と振り返ってみて気づいてしまいました。 頭がいいと自負している訳では…

便利なノウハウ: 問題 vs. 私たち

ちょっと経験が積もったSEが集まった時のお題。 「後輩・若手に一つ教えてあげるとしたら何を教える?」 言うなれば「SE力の伝承」です。 この時、私が挙げたのはアジャイル開発では定番の「問題 vs. 私たち」。 その時のやり取りを少し紹介させてください。…

読了 - スケッチは3分

エンジニア向けなスケッチ本 IT技術者も最近は、デザインセンスが皆無というわけにはいきません。 一昔前なら機能的で使いやすいUIであれば納得してくれたエンドユーザーも、スマホやタブレットに慣れたのか、スタイリッシュなUIに目が肥えてしまっています…

読了 - プロセス思考でビジネスが変わる

「~思考」の言葉には、つい惹かれてしまう。 かつてアジャイルプロセスの必要知識体系の策定をテーマに活動していたことや、本業でSharePointをはじめとする情報共有をテーマとしたソリューションを扱ってたこともあって、知識や考え方というテーマには惹か…

読了 - ブランディング

「ブランド」というとファッションや高級品を思い浮かべる人が多いのですが。ITエンジニアにもブランディングは必要だと信じてます。 ブランドの本来の意味は "ある財・サービスを、他の同カテゴリーの財やサービスと区別するためのあらゆる概念"(Wikipedia…

読了 - ハウ・トウ アート・シンキング

デザイン・シンキングが注目される傍らで書籍のタイトルに「アート」の言葉もちらほらと見かけるようになってきていたので、「アート思考」が気になっていました。 そこで本書のタイトルに惹かれて買ったのですが…まんまと著者にしてやられました。どうやら…

読了 - 市場を変えろ 既存産業で奇跡を起こす経営戦略

「レガシー企業だからできるイノベーションがある」 序章にあるこの言葉が本書一番のメッセージであるように感じます。 本書は著者が実際にレガシー企業にイノベーションをもたらした際の経験をコアにしたノウハウを書籍化したものですが、レガシー企業に限…

読了 - 佐藤可士和の打ち合わせ

実りある打ち合わせだったな、と思うこと、どれぐらいありますか? 働き方改革のおかげで、会議室に「時間厳守」「終了時刻の5分前には片付け始める」など標語っぽいものが張り出されるようにはなりましたが、その中身は「急に呼ばれて参加する」こと、「ど…

読了 - アンチ整理術

いきなり結論 !? まえがきに結論が書いてある本は初めて見た。 「整理などしない」「断捨離はもってのほか」と言い切る本書は、まさにタイトル通り整理術に対するアンチテーゼ。 いたずらに整理する人を揶揄しているわけではなく、整理・整頓の必要性、作業…

読了 - We are lonely, but not alone.

いつものように書店を探索していた時に見つけた「ファンコミュニティの作り方」の文字。 そういえばコミュニティの作り方を題材にした書籍は見たことがなかったな、と思って購入しました。 読後の第一感としては、コア部分のコミュニティの作り方については…

読了 - ソフトウェア・ファースト あらゆるビジネスを一変させる最強戦略

米大統領が連呼した影響で「~ファースト」の言葉が溢れた印象があります。 その中で本書が提唱するソフトウェア・ファーストとは、IT(とそれを構成するソフトウェア)活用を核として事業やプロダクト開発を進めていく考え方です。 その考え方が必要とされ…