バナナでも釘は打てる

柔らかく美味しいバナナでも、ちょっとした工夫で釘は打てます

読了(というほどではないけど) - デジ単

SEOSEMもさることながら、デジタルマーケティングにはCTRやCVRなどシステム開発ばかりやってるエンジニアには馴染みのないキーワードがたくさんあって、覚えるのも大変だし、説明するのはもっと大変です。

というか、お店なんかのWebサイトを運営している皆さんはこういう用語を理解しておられるのでしょうか。

だとしたら、スゴイです。

本職のデジタルマーケッターではありませんが、イメージだけでも掴みたい。

できれば、簡単なイメージ図とか描けるといいな、とか思ってた時に本書を知りました。

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「デジタルマーケティングの単語帳」というサブタイトル通り単語帳です。

上の画像は本書の帯ですが、右上にあるのが本書のページを開いたところのカットです。

左のページにはデジタルマーケティングで登場する単語の概要が3~5行で書いてあり、右はそのイメージ図です。

お客さん相手に「CTRというのは…」って説明するときに、本書にあるイメージを手描きしながら説明したら、よく知ってそうに思ってもらえるに違いありません。

そういう意味で、デジタルマーケティングに不慣れなエンジニアにお勧めです。

ただ、専門用語の多さには驚きますし、一般的な用法と異なる言葉も結構あるんですね。

  • アカウント…運用型広告の月額予算を管理する大カテゴリ
  • キャンペーン…運用型広告の日ごとの予算やスケジュールを管理する中カテゴリ
  • エンゲージメント…SNS広告に対するアクションの総数
  • ウォーターフォール…媒体アドテクノロジーで、設定した優先順位に従って広告が差配される仕組み

などなど。

知ったかぶりしてたら何の話してるのか、あっという間に迷子になりそうです。

デジタルマーケティングにこれから関わりそうな方はお買い求めください。