2021-01-01から1年間の記事一覧
固定資産を担保に出来ない、つまり銀行から資金調達できないケースでも、面白い、あるいは意義のある事業はきっとある。そんな時、クラウドファンディングは発案した個人や企業を後押しする有効な手段として浸透し始めている。 いま、あるいは今後、起業や事…
企業内の業務プロセス改善や情報共有を目的とした、システム導入というのは基幹システムと違うものの、以前からある一つの分野で、現在はSoE(System of Engagement)などと呼ばれている。 SoEは以前「情報系システム」と呼ばれていた。 情報システムに対し…
行動自粛が続いて、ストレスのたまる日常に疲れている人だらけな毎日。 ビジネスの現場では慣れないテレワークにも疲れている人は多くいる。 従来とは違う執務環境の中で、メンバーのモチベーションを維持する方法の一つとしてもコーチングは有効。 また、コ…
「テクノロジーをもたない会社」というと語弊がある。 本書が意味するところは「ITを得意としない会社」のこと。 そもそもDXは、ITが得意であるかどうかで必要性が変わるわけではない。 今がVUCAな時代であるから、速い変化に適応できることが生存戦略の基本…
正しい準備ができれば、自分の言葉で人を動かすことができる 以前から気になっていた本書。実は「How to プレゼン」の本だと思って先送りにしてた。 読み始めて、すぐに誤解だったことに気づく。 本書は、主にスタートアップを目論む人が、投資家から資金を…
組織が進化するには 守りの経営(既存事業を深掘り) 攻めの経営(新規事業を探索する) この両方を実現する異なる二つの能力が必要。これを「両利きの組織」と言っている。 それ自体はごもっともな話。 それで、どうやって両利きにするのかが本書のテーマ。…
延長線上にない未来 ライフシフト、エネルギーシフト、ダイバーシティ、学歴や大企業というだけでは安泰を得られない社会。 いろんな意味で変わり目に来てる。それを一言にまとめるとVUCAになるんでしょうね。 先が読めない時代といっても全く読めないわけで…
カルチャーはいわば、会社にとって何を優先すべきで、どんな意思決定をし、どんな戦略を立てるかを考える際、指針となる羅針盤のようなもの 会社として「何を好むか、何を嫌うか」というモノは、どこの会社にもある。 失敗に対して厳しい会社、トレーサビリ…
フィードバックを受ける機会、する機会 勤め先でフィードバックを受ける機会というと、年に一回を振り返った「1年間、ご苦労様でした」的なことを言われるぐらい。 これって、自分の何かを変えるための話し合いではないな。 行動を変えることに近いのは「レ…
二択で選ぶと感情が記憶を呼び覚ます 書名からズレて見えるけど、本書で一番印象に残ったのがこの話。 話しているエピソードが自分にとってどういう経験だったのか、記憶が曖昧なことはよくある。 そこを強引に「ポジティブ」あるいは「ネガティブ」な経験だ…
「デジタルマーケティングとは何か?DXとは何か? こうした内容についてはあえて触れません。」 はじめに で、いきなりの宣言。 「任されたら読む本」というタイトルだったのに? と、思わずツッコミたくなる。 ただ、「デジタル化やDXという言葉に踊らされ…
答えは「スループットを最大化することによって売上・利益を上げたから」。 スループットはというのは、企業を「お金を作り出す機構」と見なした時のお金を生み出す力のこと。 ザ・ゴールでお馴染みのTOC(制約の理論)で提唱されていた考え方です。 吉原精…
バズりたい!そう思うならポイントを押さえろ、そんな書籍。 毎週1冊の本から感じとった気づきや、紹介したくなるフレーズをアウトプットして、ようやく2年。 本業の合間に、読んでまとめて書き記す。意外と1週間は短い。 ブログに書き始めた1番の動機は2つ…
会計はちゃんと分かりたい、そう思うことはいつもではあるものの、普段の仕事では接する機会が少なくて、置いてけぼりが続く。 これではダメだと、だいたい年に1、2度は会計がテーマの書籍を買ってますが、どうすると定着させられるんでしょうねぇ… 本書は、…
AIと人間の関係は、ドラえもんとのび太のようなもの これほど明快に「AIとの付き合い方」を説明されたのは初めてだけど、「なるほど!」と腑に落ちました。 「AIに仕事を奪われる」という話が、今でも時々耳にしますし、AIとの距離感を図りかねる人は大勢い…
経営者に大事なのは「何を目指すか」だとわかる、そんな本。 著者であるHILLTOP株式会社 副社長 山本氏が目指したのは 「社員が誇りに思えるような"夢の工場"をつくろう」 「油まみれの工場を"白衣を着て働く工場"にしてみせる」 やってる自分がカッコいい、…
「きっと、越川さんはこの本を出すハズ」そう願って待ってました。 より良い仕事をしていくため最初に必要なのは、試行錯誤するための時間を生み出すこと。 それでも何をどうすれば時間を生み出せるかは、容易ではないと感じてしまうものでもあります。 そし…
端的に言うと、ニトリ会長が伝える「より良く働くための知識」の本でした。 本書では、ニトリが大切にする「4つのC」とは、どういう考え方で、どのように働きを深めて欲しいと思っているか。「4つのC」それぞれごとに、行動原則のポイントと、それを受け取っ…
日本中の職場が「誰も行きたくない場所」になっている。 このインパクトある問題提起は本書冒頭にいきなりブチ込まれてます。 これは著者が20年にわたってコンサル、セミナー、講演の場で聞いてきた会社員の「生の声」だとのことですが、確かに「会社が楽し…
これからの時代を生き抜くための経営戦略 以前、成功モデルだった「優れたリーダが引っ張っていく」スタイルの経営や組織運営はもう難しいですよね。 「俺に付いてこい」でうまくいくならそれでもいいのですが、先行き不透明な時代になってしまった以上、衆…
一番感心したのは「減らしたい会議と増やしたい会議」 「Chapter.0 改善する前に考えたいこと」にあった減らしたい会議と増やしたい会議が、本書中で一番感心した個所でした。 多くの書籍、記事で「情報伝達会議は無くすべき」といった話を見かけますが、そ…
少子高齢化の時代と言われている中、チラホラと耳にする「Z世代」 どういう人達を指してZ世代と呼んでいるのか、どういう志向があるのか、皆さんご存じなんですかね。 私も遅れずについていきたいと思って読んでみました。 端的に本書の感想をまとめると… 全…