読了 - Deep Skill
伊藤洋一さんが読んでるとツィートしてたので入手してみました。
「仕事ができる人」の行動を分析すると、そこにあったのは
「人間心理」と「組織力学」に対する深い洞察力。そして、その洞察力に基づいた的確な行動力
これを「Deep Skill」と名付けて紐解いたのが本書。
「仕事ができる人」には「必死で頑張ってる」という印象がありません。
いつも明るく楽しそうにしながら、賢くポイントを押さえてる、そんな感じでしょうか。
それは見えないところで頑張ってる、ロスが少なく極端に効率が良い、あるいはその両方なのでしょう。
本書が説くのは、ムダやロスをグッと減らすためのスキルですね。
特に私が強化したいなーと思った個所をピックアップすると、この辺り。
上役が「逃げる」ことができない状況をつくる工夫をすべき
俳優ではなく脚本家を目指せ
正論を安易に使ってはいけない
仕事を動かしているのは理屈ではなく感情
観察すべきポイントは、①社長の意識がどこを向いているか、②上層部の性分、③上層部のパワーバランス
「仕事はロールプレイングゲーム」ともありましたが、面白い仕事をしたければ自分以外の人をうまく巻き込む力が必要なんですよね。
正論を振りかざしてみても嫌われるだけで、何も思い通りにはなりません(これは実感)。
動かしたい人たちがいるので、Deep Skill、鍛えてみたいと思います。