バナナでも釘は打てる

柔らかく美味しいバナナでも、ちょっとした工夫で釘は打てます

「OODA」は、いいんだけど「PDCA」を誤解しないで

最近、「OODA」というタイトルの書籍が日本で出版されたこともあってOODAがちょっとしたトレンドになってるようですね。

OODAは事業戦略なんかを考えるには良いものと私も思います。

似たようなキーワードとして「PDCA(Plan-Do-Check-Action)」との比較で語られることがよくあるようですが、時々ひっかかるのが「PDCAは計画から始まるから良くない」という話。

そう書いてる人の話は「PDCAに対する理解が間違ってること」以外、大きくずれてる訳でもないので、直接ツッコむことはしないようにしてますが、PDCAでいうPlan(計画)には「現状把握」が含まれてるんですよ。

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PDCAとQCストーリー

テーマを決めて、その現状を把握した上で、目標とするゴールを決めて、活動計画に落とす、これがPDCAでいうPlanです。

こうしてみると、Planが最初に来ても違和感ないですよね。

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2019.03.11 補足

書き忘れというか、補足しておいた方が良さそうなので追記しますが、
PDCAの本質は改善をマネジメントするフレームワークです。
いろんな応用はあると思いますが、何にでも有効なツールはありません。
お互い、ツールに振り回されないようにしましょう。