案を比較するときは長所と短所で比較しない
何かの案を検討する時、「長所と短所が分かるように」という話って有りがちですよね。
でも、実際に比較表を作ってもらう時によくあるのが、
一方の案の長所が、他方の短所の裏返しになってるという比較表。
A案 | B案 | |
---|---|---|
長所 | 処理時間が早い | 機構がシンプル |
短所 | 機構が複雑 | 処理時間が遅い |
間違ってないかもしれないけど、これなら表の半分は無くてもいい。
そうかと言って半分削ると、比較検討が十分だった感じがしない。
A案 | B案 | |
---|---|---|
長所 | 処理時間が早い | 機構がシンプル |
だもんで、私が比較表を作ってもらう(あるいは自分で作る)場合には
- 長所
- 制限や留意すべき事
- その案が「効果的な案」となる条件やシチュエーション
こんな切り口で考えてもらっています。
他にも、いい切り口があれば教えてください。