バナナでも釘は打てる

柔らかく美味しいバナナでも、ちょっとした工夫で釘は打てます

「何をしないか」に合意する

顧客との調整の中で漏れてはいけないことはたくさんあります。

でも、後で揉めないために絶対に気をつけた方がいいのは
「何をしないか」に合意しておくということ。

  • 引き受けないコト
  • 作らないモノ
  • 考慮の範囲外に分類するコトやモノ

顧客と揉めることと言えば、
彼、彼女らがして欲しいと思っていることに対して、

1.やると言ったくせに出来てない
2.やるには、やってくれたが質が悪い
3.やってくれると思ってたのにやってくれない


1は、約束を守ったことにならないので論外。

2は「クォリティ(質)」のレベルに対する合意が
事前に無ければ、揉めたとしても勝てるかもしれません。
ただし顧客相手に勝っても、あんまりいい結果にはつながらない
気がしますので、お勧めはしません。

3が一番ありがちなトラブル原因です。
ちょっと厳しい態度かもしれませんが、出来ると
約束できないことは、約束できないと明言したほうが
そのとき気まずくとも後で揉めません。
明確な合意が無く、誰がやるのか曖昧な話を減らすべきです。