バナナでも釘は打てる

柔らかく美味しいバナナでも、ちょっとした工夫で釘は打てます

ユーザーへの質問を書くとき

ソフトウェアの設計やコーディングを進める中で、ユーザーに質問したいことはたくさんあります。もちろん、打ち合わせの場を持てるときは対面で聞くのが、認識のずれを防ぐ意味でも、ユーザーとの心理的な距離を縮めるにも、一番です。
しかし、次の打ち合わせまで待っていられないこともあり、そんなときは質問票や単にメールで質問を送ります。
このとき、回答をすばやく返してくれるユーザーならいいのですが、そうでない場合には以下の点を注意して質問しています。

  • なんのための質問か明確にする。(回答がもらえないと何に影響するのかなど)
  • 前提知識のおさらいを入れる。(これまでの議事録や設計書を読み直す必要が無いように)
  • 回答は選択式にする。(いわゆるオープン・クエスチョンは対面でないと非効率)

回答に時間がかかるユーザーには「回答しやすくする手間をかける」ことでトータルでの効率UPを目指しましょう。