バナナでも釘は打てる

柔らかく美味しいバナナでも、ちょっとした工夫で釘は打てます

ちょっとメモ。FDDのプラクティス

FDD(フィーチャ駆動開発)について書いた書籍はあまり見かけないのですが、FDDウォーターフォールばっかりやってる企業がアジャイルを始める際には取り組みやすいんじゃないか?と個人的には思ってます。
アジャイル開発の本質とスケールアップ」を読んでると、FDDのプラクティスについて書いてあったので、メモっておきます。

  • ドメインオブジェクトモデリング
  • フィーチャによる開発
  • クラス(コードのオーナーシップ)
  • フィーチャチーム
  • インスペクション
  • レギュラービルド(定期的なビルド)
  • 構成管理
  • 結果のレポートや可視化

フィーチャ単位でチームを編成する「フィーチャチーム」というプラクティスが面白いと思っているのですが、これは「あるフィーチャを実現するクラス群の開発に責任を持つ複数人の開発者で構成されるチーム」で、開発が進むとそのフィーチャが関連するドメインのエキスパートになる、というふうに、チームであるパートの責任を持って進めていくやり方は、アジャイルに慣れてない組織でも取り組みやすいと思うんですけどねぇ。

アジャイル開発の本質とスケールアップ 変化に強い大規模開発を成功させる14のベストプラクティス (IT Architects’ Archive)