バナナでも釘は打てる

柔らかく美味しいバナナでも、ちょっとした工夫で釘は打てます

西日本アジャイルプロセス研究会セミナー、終わりました。

4年間続いた西日本アジャイルプロセス研究会ですが、昨日のセミナーをもって活動を終了しました。

なかなか、バラエティーに富んだセッションが集められたので
参加してくださった方にもおおむね好評だったようです。

セッションタイトルをずらっと並べてみますね。

  1. 「非ウォーターフォール型開発WG活動報告書」について思うこと
  2. アジャイルの境界線
  3. 滝の中で取り組むアジャイル技術〜ウォーターフォールの中での挑戦〜
  4. アジャイルエンジニアw
  5. 知っているとお得なコミュニケーションスキルの紹介!
  6. ユースケースシナリオの書き方
  7. アジャイルラクティス導入の秘訣
  8. アジャイルプロセスの知識を体系化することの意義

山根さん(株式会社ラフダイアモンド)の「アジャイルエンジニアw」は面白かったです

アジャイルマニフェストにある「包括的なドキュメントよりも動くソフトウェア」の『動く』を履き違えるなというのは、大賛成です。
少し引用させていただくと

  • 可視化されないものは動いていない
  • 顧客が価値を認めなければ動いていない
  • プログラマが自信を持てないなら動いていない

そう、動けばいいわけじゃないんですよね。
元々、アジャイルマニフェストの原文でも「Working Software」なので
「動く」というより「機能する」という意味のはずなんです。
でも、和訳としては「機能する」じゃなくて「動くソフトウェア」でないと
いけなかったんでしょうねえ。

誤解してる人を見かけたら、教えてあげてください。

ちなみに、というのもヘンですが、今回のセッション資料は
近日中に研究会のサイトで公開予定です。
公開は期間限定で行いますので、公開されたらお知らせしますね。

■西日本アジャイルプロセス研究会
http://wjapc.kansai-community.org/contents/